Achieved with CryEngine.

主に映画レビューとゲームの紹介を発信

自分の声

『Burn After Reading』を再び観たが、思ったのは自分の声を聴くをが嫌だということ。たまにアイデアや考え、感想などがあった場合は、スマホのメモ帳で記しているが、それも要点だけで、後に考え直す時に十分だとは言えない(なぜ要点だけかのはまた別問題)。

ではなぜスマホで録音しないかというと、やはり自分の声、もしくは機械から流した自分の声を聴くのが嫌いだな。自分の声とはまだ和解していないようだ。和解していないところ結構多いように思うが。。。それもまだ別問題。

日記2

開設以来なんも更新していないままにすでに67日も過ごしてしまった。3月に入ったから諸事情により忙しくなり、特に最近ではほとんど毎日外に。ただそれにより実感したのはコロナ禍の終わりだ。バスの中に、町の中には観光客がとにかく多くなった。ときにはローカルピープルよりも外国人観光客の方が多い光景も見える。どこも混んでいるので少しは不便になったが、こういったにぎやかな雰囲気がよかった。
そして最近に何が観てないかといえば、夜の休憩時間に2015年のドラマ『ナルコス』(Narcos)をダラダラと観ている。いい作品なのでおすすめである。

2014年の"TRUE DETECTIVE"と似たような感じで、回想録の形で主人公のナレーションが流されながら、当時の話を展開させている。ただしこちらは実話に基づいて作られた作品で、主人公の二人の麻薬捜査官をはじめ、歴史上実在した人物をモデルにしたキャラクターが多数あるし、事件なども再現している。また、時には当時の実際のニュース映像や写真も挿入しているので、この意味でこちらのほうが"TRUE"かもしれない。

映画鑑賞という儀式

誰かのプロフィールにはよく、「趣味は映画鑑賞」といった文が見られる。確かに日本語には「映画を観ること」を「映画鑑賞」にすることができるが、やはりニュアンス的には違いがあるだろう。つまり、後者の方がよりまともな印象がある。それは中国語でも同じだ。

僕は、できるだけ「映画鑑賞」を追求している。決していい習慣ではないが、一般認識上の歴史に残った名作(ここはどうしても「ロッテントマト」や「IMDB」などの点数を参考しがちだ。これもいいことではない)は、できる限り画質の高く、質の高い字幕など、よく整えた鑑賞環境で鑑賞したいことだ。そしてなによりも面倒なのは、その日の機嫌と体調といった自分の身体の調子によっても作品の選択に左右することがある。

例えば今日は『ゴッドファーザー』を観る予定にしよう。しかし観る直前にお腹が急に痛くなったり、あるいは不味い料理を食べてしまったことで不愉快になったりすると、その日は絶対『ゴッドファーザー』を観ないことにする。なぜなら、『ゴッドファーザー』のような名作傑作を観るのに、万全な状態でない自分がもし安易に観てしまうと、それは同作に対する冒涜だと思ってしまうからだ。もししょうがなく観てしまったでも、それは「鑑賞した」と認めず、「観た」ことにする。

そのせいで、これまで「鑑賞した」作品数はわりと少ないのである。

しかし、なぜか最近はそのような気持ちが抑えられているような気がする。おそらく就活などでストレスがあまりにも強くなっているため、その発散の手段を映画を観ることに頼ったかもしれない。そうしないと、映画鑑賞という儀式の準備を終える前に、すでに身を滅ぼしてしまうだろう。

日記1

『眼がスクリーンになるとき』の福尾匠さんは毎日自分のウェブサイトで日記を連載して、さらに「他人の日記」というdiscordサーバーを開いて、日記の掲示板のような場所を作った。日記を書く理由は人それぞれだが、他人の日記を読むことでコミュ障の自分にとっては安全なコミュニケーションをとっている感じなので、時に例の日記を読んでいる。

ちょうど4日にブログを開設したので、それを真似して日記の連載を始めたいと思う。といっても日記をはじめて書くのは小学生の時で、その時は学校から出された宿題として書いたので、始終作業感を感じるものだった。今ではそれと違って、気軽にその日に起こったことや考えたことについて書きたい。

今だに就職先が決まっていない僕の「最後の抵抗」として、マイナビでいくつの会社の説明会を予約したが、「人材派遣、物流、広告」の会社ばかりなので、正直企業研究にはやる気が出ないものだ。また、来週には修論の口頭試問もあるので、その準備を兼ねて修論を再読し、DeepLを使って中国語に翻訳して彼女に読んでもらった。

そして夕食は近所の洋食屋で、いつもと違ってちょっと贅沢なビーフカツを注文。その後は前日の『フレンチ・ディスパッチ』の監督ウェス・アンダーソンの作品『犬ヶ島』を観た。

 

ブログ開設の目的

ブログ開設の目的

今年の3月にようやく学生時代を終えて、社会人になるときがくる。おそらく国に帰るだろうが、どこにいても、どの仕事をしても、やはり6年間学部と研究科にいたときに学んだ映画と文章の知識をこのまま忘れたくない。そのため、暇な時はこのブログを使って今までの授業のレポートや論文を書いているように、映画やゲーム(または日記など)についてのテキストを続いて書きたい。

もちろん日本語で書く予定だが、ご覧の通り日本語は上手ではなく、特に「てにをは」や主語などに関するミスが多い。この点については引き続き勉強をしたい。ただし、時間がないときや、とにかく何かを書きたいときは、自分独自な「適当」な日本語を使う場合がある(意味がちゃんと伝われるように)。

さて、興味のある作品について紹介しよう。

学部ゼミは2002年の『スパイダーマン』と近年の『アイリッシュマン』をはじめ、卒論は『アイズ・ワイド・シャット』、そして修論は『インランド・エンパイア』について執筆したように、主に洋画の方に興味があるものである。それ以外には、広東語のスラングが楽しめる香港映画も好きなので、それらについて書く予定もある。

ただし、日本映画や韓国映画、中国大陸映画などについては、時々食べたくなるスナックのように、メインとして扱わないことにする。

最後に、このブログの記事は誰が読んでいるかは当然ながらわからないが、常にこのような「誰が読んでいるような感じ」を想定して書きたい。

 

では、よろしくお願いします。